外壁のひびや目地から入った雪解け水が凍結と融解を繰り返す仕組みの解説図

FIELD GUIDE 02 / FREEZE DAMAGE

外壁の凍害、
塗る前に見ること。

北海道の外壁では、濡れる場所と凍る場所の重なりが重要です。剥がれや欠けだけで決めつけず、雪解け水の入口と外壁材の状態を一緒に確認します。

解説用生成画像・実施工写真ではありません

AUTHOR & EVIDENCE

現場で確認する順番と、公開資料を照合して構成しています。

著者・内容確認
公開・更新
記事の根拠
現場確認の考え方+北海道住宅資料根拠と確認方針を見る →
02

FIRST ANSWER

結論からお伝えします

凍ることより、
濡れて凍る場所を見る。

外壁材の内部や小さなすき間へ入った水分が凍結と融解を繰り返すと、外壁へ負担がかかることがあります。ただし、剥がれや欠けには別の原因もあるため、症状の形だけで凍害と断定しません。

  • 水の入口ひび、目地、開口部、外壁上部など、水が触れる経路を確認。
  • 凍りやすい場所外壁下部、日陰側、雪が残る場所、水が集まりやすい部分。
  • 材料の状態表面だけか、外壁材の欠け・浮き・反りまで進んでいるか。

FREEZE–THAW CYCLE

雪解け水から始まる、
外壁への負担。

図は一般的な仕組みを分かりやすく表現したものです。実際の原因や工事内容は、外壁材と現地の状態を確認して判断します。

雪解け水の侵入、夜間の凍結、日中の融解、外壁の傷みの広がりを示す解説図
外壁にかかる凍結融解の負担説明用の生成画像です。特定の施工事例ではありません。
01

雪や雨で濡れる

雪解け水や雨水が外壁、ひび、目地へ触れます。

02

すき間へ入る

表面の傷みや接合部から水分が入りやすい状態になります。

03

冷えて凍る

濡れた部分が低温になることで材料へ負担がかかります。

04

繰り返しで変化

凍結と融解が重なる場所では、欠けや剥がれの進み方を見ます。

SIGNS

雪解け後に気づく、
相談のサイン。

一度の見た目だけで判断せず、昨年との変化や同じ場所での繰り返しも確認します。落下しそうな欠片がある場合は近づかずご相談ください。

変化を記録

01

細かな表面剥がれ

表面が薄くめくれる、ざらつきが増えた状態。範囲を記録します。

早めに確認

02

欠け・層状の剥がれ

外壁材の角や表面が欠け、内部が見えるような状態。

早めに確認

03

浮き・反り・目地の開き

外壁面や接合部に以前と違う動きが見える状態。

すぐ相談

04

落下・室内の水跡

欠片の落下、広い範囲の浮き、室内側の水跡がある場合。

PAINT / REPAIR / MATERIAL CHECK

凍害らしい傷みは、
塗装前に三段階で分ける。

表面の色を整えるだけでよいか、水の入口と外壁材を先に直すか、材料自体の確認が必要かを分けます。

COATING CHECK

塗膜を中心に確認

主に色あせや表面の変化で、外壁材の欠け・浮き・反りがなく、目地や開口部に水の入口が見られない状態。

確認:塗膜の付着・チョーキング・面ごとの差
REPAIR FIRST

補修を先に確認

局所的な欠け、表面剥離、目地や窓まわりのすき間があり、水が入りやすい経路を一緒に整える必要がある状態。

確認:欠けの範囲・水の入口・周辺目地
MATERIAL CHECK

外壁材まで確認

層状の剥がれ、広い浮き・反り、毎年同じ場所で再発、落下や室内の水跡を伴う状態。

確認:材料の健全性・下地・交換範囲・安全性

ON-SITE CHECK

凍害を疑うときの、
6つの確認。

症状を塗料で隠すのではなく、外壁材・水の経路・周辺部を見て、補修を先にするかを考えます。

01

外壁材

窯業系、モルタルなど材料と表面の構成。

02

発生高さ

雪が触れる下部か、窓まわりか、外壁上部か。

03

水の入口

ひび、目地、開口部、端部、雨だれの経路。

04

傷みの範囲

表面だけか、欠け・浮き・反りが続いているか。

05

繰り返し

毎年同じ場所か、補修後に再び出ているか。

06

周辺部

コーキング、窓、基礎との取り合いの変化。

このページの一次情報 HIリフォームが現地で「症状・水の経路・材料」を分けて確認する順番を、北海道の住まい向けに独自構成しています。生成図を実在症例として扱っていません。

REAL WORKSITE CONTEXT

実際の工事では、
外壁まわりを準備して確認。

下の写真はHIリフォームの実際の現場写真です。凍害そのものの症例写真ではなく、外壁施工前の準備と施工中の例として掲載しています。

HIリフォームの実際の現場で外壁まわりを準備している様子
外壁まわりの準備実際の現場写真・凍害症例写真ではありません
HIリフォームの実際の現場で外壁サイディングを塗装している様子
外壁サイディングの施工実際の現場写真

TECHNICAL REFERENCE

北海道住宅の
外装技術を参照。

外装材を乾燥しやすくする通気層や、凍結融解に配慮した外装材など、北海道住宅の一般技術情報を参照しています。

FAQ

外壁凍害の
よくある質問。

外壁が欠けていれば凍害と判断できますか?

欠けや剥がれだけで凍害と断定はできません。外壁材、水が触れる経路、発生場所、周囲のひびや浮き、繰り返し方を確認して判断します。

凍害のような剥がれは塗装だけで直りますか?

外壁材や下地の傷みがある場合は、塗装前に補修や原因となる水の経路への対応が必要です。表面を塗るだけでよいかは現地確認後に判断します。

雪解け直後に確認した方がよい場所はどこですか?

雪が触れていた外壁下部、日陰側、窓や配管などの開口部まわり、目地、雨だれや雪解け水が通る場所を安全な地上から確認してください。

冬の間でも凍害の相談はできますか?

相談は可能です。積雪で見えない場所は無理に確認せず、安全に撮影できる範囲の写真と、いつ頃から変化があったかをお知らせください。

PHOTO CONSULTATION

雪解け後の外壁、
気になる場所をご相談ください。

建物全体、気になる場所、その周辺の3種類が分かる写真をお送りください。塗装と補修のどちらを先に考えるか、現地確認で整理します。

相談・診断
無料
対応
代表職人が直接確認
エリア
札幌市・石狩市周辺
判断
塗装と補修を分けて説明